あわじ駅前クリニック 耳鼻咽喉科・小児科

コラム

COLUMN

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「専門研修指導医」

このたび院長が、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 専門研修指導医 に認定されました。
専門研修指導医は、日耳鼻の学会認定制度の中に位置づけられている資格で、耳鼻咽喉科専門医を目指す医師の研修・指導を担う立場です。 (日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)

専門研修指導医とは?

耳鼻咽喉科の診療は、耳・鼻・のどだけでなく、めまい、難聴、顔面神経麻痺、睡眠時無呼吸、頸部疾患、頭頸部領域まで幅広く、診断にも治療にも専門性が求められます。
その中で専門研修指導医は、日々の診療だけでなく、これから専門医になる医師に対して、診療の考え方、検査の組み立て、治療方針、手術適応の判断などを指導する役割を担います。日耳鼻でも「専門研修指導医」を独立した認定区分として公開しています。 (日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)

どのような条件で認定されるのですか?

現在公開されている専門研修指導医の新規申請要領では、主に次のような条件が示されています。 (日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)

  • 耳鼻咽喉科専門医の更新を1回以上行っていること
    (または、認定満期が一定時期にあり、専門医制度委員会で同等の臨床経験が認められた者)

  • 年間30例以上の手術に、指導者・術者・助手として関与していること 

  • 筆頭著者として2編以上の学術論文 を執筆し、さらに筆頭演者として5回以上の学会発表を行っていること 

患者さんにとって、どんな意味がありますか?

大前提として、専門医制度そのものは、日本専門医機構が「医療機関を受診するときのわかりやすい目安」であり、「標準的で安心できる医療」につながるものとして案内しています。専門研修指導医は、その制度の中で、次世代の専門医育成にも関わる立場といえます。

そのため患者さんにとっては、
「日々の診療を行うだけでなく、専門医教育の視点からも、診断や治療を体系的に考えている医師であることの一つの目安」
として受け取っていただける資格だと考えています。

当院として大切にしたいこと

当院が大切にしているのは、資格や肩書きそのものではなく、
それを地域の患者さんの安心につなげることです。

  • 耳・鼻・のど・首の症状を、わかりやすく丁寧に説明すること

  • 必要な検査を適切に選び、過不足のない診療を行うこと

  • 保存的治療でよいのか、専門的治療や手術の相談が必要かを見極めること

  • 必要時には適切な医療機関へ速やかにつなぐこと

こうした積み重ねこそが、地域のクリニックに求められる役割だと考えています。

今後も、専門性と親しみやすさの両立を目指します

今回の認定を励みに、これからも耳鼻咽喉科・頭頸部外科の専門性を生かしながら、
地域の皆さまにとって相談しやすく、説明がわかりやすく、必要なときにしっかり頼れるクリニックであり続けたいと思います。

耳・鼻・のど・首に関するお悩みがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

記事監修

院長のプロフィール写真

Itsuki Kitayama

あわじ駅前クリニック 院長・医学博士

北山 一樹

医学博士(大阪大学)
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 認定専門医・指導医
日本アレルギー学会 認定専門医
日本喘息学会 認定専門医
日本音声言語医学会 音声言語認定医

大学病院・基幹病院にて小児から成人、一般的な耳鼻咽喉科疾患から悪性疾患まで幅広い診療を担当。外来・手術・研究の総合的な経験を有する。
音声の研究では、“粗ぞう性嗄声(ガラガラ声)”の音響学的なメカニズムとその発声機構を世界で初めて解明し、学術報告を行う。
また、難しくなりがちな医療情報をわかりやすく伝えることを目指し、医学専門デザイン事業STUDIO BIUMを運営。学会・医療機関のロゴ・配布資料・Webサイトなど、一貫した“わかりやすさ”を設計している。

学術実績など