コラム
COLUMN

デジカルAIエージェントを導入しました
大阪あわじ駅前クリニック 耳鼻咽喉科・小児科では、電子カルテ「デジカル」のAIエージェント機能を導入しています。

デジカルAIエージェントとは
デジカルAIエージェントとは、電子カルテに入力された診療情報や問診内容をもとに、医師の診療をサポートするAI機能です。
たとえば、問診内容を整理したり、カルテの記載を確認したり、検査・処方・病名登録に抜けがないかを補助的にチェックしたりします。
AIが診断や治療方針を決めるわけではありません。
最終的な判断は、これまで通り医師が行います。
当院ではこの機能を活用し、診療の漏れを減らし、よりスムーズで質の高い診療につなげていきます。
AIを導入する理由
耳鼻咽喉科・小児科の診療では、確認すべきことが多くあります。
鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、発熱、耳の痛み、難聴、めまい、いびき、アレルギー、低身長相談など、症状は幅広く、必要な確認項目も患者さんごとに異なります。
AIエージェントを活用することで、問診内容や診療内容を整理し、必要な確認を見落としにくくすることを目指しています。
診療の漏れを減らすために
医療では、診察だけでなく、問診、検査、処方、病名登録、次回案内など、多くの情報を確認する必要があります。
デジカルAIエージェントは、こうした情報を補助的に確認し、
- カルテ内容に抜けがないか
- 検査や処方の確認が必要か
- 病名登録や会計に関わる確認が必要か
- 次回説明すべき内容がないか
といった点を整理する助けになります。
AIによる確認を加えることで、より安定した診療体制を整えていきます。
待ち時間を短く、説明をわかりやすく
AIエージェントを活用すると、問診内容や診療内容の整理がしやすくなります。
その結果、医師やスタッフが情報を確認する時間を減らし、診療の流れをスムーズにできる可能性があります。
また、患者さんが伝えた症状を整理しやすくなるため、説明や次の対応にもつなげやすくなります。
当院では、AIを活用することで、
- 待ち時間を少しでも短くする
- 診療内容をわかりやすく整理する
- 必要な検査や説明につなげる
- 医師とスタッフの連携を高める
ことを目指しています。
AIに任せる診療ではありません
AIエージェントは、あくまで医師の診療を支えるための道具です。
患者さんの症状を診察し、検査の必要性を判断し、治療方針を決めるのは医師です。
AIの結果をそのまま使うのではなく、医師が確認したうえで診療に活用します。
次世代のクリニックを目指して
大阪あわじ駅前クリニックでは、耳鼻咽喉科・小児科の専門的な診療に加えて、電子カルテやAIなどのデジタル技術も積極的に取り入れています。
新しい技術を使う目的は、患者さんにとって通いやすく、安心して相談できるクリニックにするためです。
これからも、デジカルAIエージェントを活用しながら、診療の漏れを減らし、スピードと質の両方を高められるよう取り組んでいきます。
記事監修

Itsuki Kitayama
大阪あわじ駅前クリニック 院長・医学博士
北山 一樹
医学博士(大阪大学)
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 認定専門医・指導医
日本アレルギー学会 認定専門医
日本喘息学会 認定専門医
日本音声言語医学会 音声言語認定医
大学病院・基幹病院にて小児から成人、一般的な耳鼻咽喉科疾患から悪性疾患まで幅広い診療を担当。外来・手術・研究の総合的な経験を有する。
音声の研究では、“粗ぞう性嗄声(ガラガラ声)”の音響学的なメカニズムとその発声機構を世界で初めて解明し、学術報告を行う。
また、難しくなりがちな医療情報をわかりやすく伝えることを目指し、医学専門デザイン事業STUDIO BIUMを運営。学会・医療機関のロゴ・配布資料・Webサイトなど、一貫した“わかりやすさ”を設計している。
学術実績など





